数年間おねしょが続いた末っ子のオリバーに対し何か対策を講じなくてはと決心したのです。オリバーのトイレトレーニングは順調で2才半の時には失敗しなくなり昼間はオムツが不要になりました。けれども夜はそうはいきませんでした。6-7才までの子どもに夜中のおねしょはよくあることだと何かで読んだことがありました。オリバーはあと2か月で7才になります。4歳のころ、パンツタイプのオムツは「赤ちゃんのものだから」とはくのを嫌がるようになりました。夜オムツをつけるのが恥ずかしかっただけでなくあまり役に立たなかったのです。オムツからおしっこが漏れて、朝起きた時すっかりびしょびしょになっていることがよくあったのです。夜中に濡れたパジャマで寝ている時間が長いのでひどい発疹に悩まされました。どんなに濡れても物音がしても眠りから覚めることはありませんでした。夜中に火災警報器がなっても起きない子です。そこで、私たちが寝る11時頃にオリバーをトイレに連れて行くことにしました。これは90%くらい成功しましたが必ずしも朝までおねしょせずに済むという保証はありませんでした。これが最終的な解決法でないことはわかっていました。何度も"深夜"のトイレをやめてみたこともありましたが、それをしないと朝、ベッドは濡れていました。必ずおねしょしてしまっていました。。
この3年間を振り返ってみると、おねしょはうちの家族の生活に多くの影響をもたらしていました。旅行や休暇はとても難しくなりました。子どもが生まれる前には子どもたちと一緒に私たちの大好きなキャンプに行くことを楽しみにしていました。オリバーが赤ちゃんだった時にはオムツをしていればよかったのでなんの問題もありませんでした。けれどもこの3年はキャンプに行くのをあきらめていました。家族全員が寝ているテントの中で真夜中に寝具を取り換えるかもしれないと想像してぞっとしました。オリバーの寝袋を洗濯し翌日の夜までに乾かすなんて不可能に思えました。ホテルに宿泊することも綿密な計画を立てなくてはなりませんでした。
おねしょは子どもにはよくあることです。親しいママ友2人が同じ問題を抱えていました。専用の下着とセンサーをでおねしょを直す方法があると教えてくれましたが、その時は興味はありませんでした。オリバーが大きくなりさえすればおねしょ問題は解決すると考えていたからです。残念ながら期待通りにはいかず3年間安眠できず年がら年中洗濯に追われ続けました。そしてとうとう何らかの手を打たなくてはと思った時に、ウープシーヒーローズに出会ったのです。すぐに注文したところその日のうちに郵便で届きました!!。
詳しく説明しましょう。「トイレ-ベッド-トイレ」というのは、寝る前に膀胱が完全に空っぽになったことを確認するやり方です。まず、ベッドに入る前にお子さんをトイレに行かせます。寝る前に歯磨きさせるのと同じようなことです。
それから、ベッドに横になります。横で本を読んであげたりするとよいでしょう。本を読み終わったら、もう一度トイレに行かせます。こうすれば眠りにつく前に膀胱を完全に空にすることができます。
ウープシーヒーローズの箱は小さくて郵便受けに入るサイズでした。オリバーは学校から帰って箱を見つけとても喜びました!彼は自分で箱を開け私が振り向く前に、お兄ちゃんに手伝ってもらいアプリをタブレットにインストールしたのです。私はタブレットに詳しくないので、オリバーにパパが帰ったらインストールしてもらいましょうねと言っていたのですが、パパの帰宅を待つ必要はありませんでした。アプリはとても簡単に使うことができ、目覚まし音は何種類もありました。自分の声を目覚まし音として録音することもできます。
第1夜
オリバーはお兄ちゃんが持っていなかったウープシーヒーローズをもらってとても喜んでいました。お兄ちゃんもウープシーヒーローズをとてもかっこいいと思って、寝る時にアプリを開始させるのを手伝いました。私たちは小声で目覚まし音を録音しましたが、深い眠りから目覚めさせるにはうるさい音のほうがいいと考え大音量にしました。オリバーは自分で下着にウープシーヒーローズを貼り付けました。お兄ちゃんのマイケルはオリバーが目覚まし音に気づかなかったら僕が起こしてもいい?と尋ねました。こうして家族全員での取り組みとなりました。
午前1時に目覚ましが鳴りました。信じられないことにオリバーは起きてトイレに行きおしっこしたのです。お兄ちゃんのマイケルも目を覚まし、弟によくやったねと言ったのです。私は濡れた布団をはがし、パパはオリバーのパジャマを着替えさせました。それから全員ベッドに戻り、オリバーはもうおねしょせずに朝までぐっすり眠りました。
第2夜
この日は、パパがオリバーを寝かしました。お兄ちゃんのマイケルはアプリが楽しくて開始ボタンを押し目覚まし音を選びたがりました。今回は家族全員が目を覚ますことのないよう目覚まし音をあまり大きくしませんでした。パパがウープシーヒーローズをオリバーのパンツに貼り付けたのですが、ゴムのそばの高い位置につけてしまいました。オリバーが翌朝起きた時パンツは濡れていました。貼り付けた場所が悪かったのでウープシーヒーローズは作動しなかったのです。
*ヒント:おしっこが出始めたらすぐに濡れを感知できるようウープシーヒーローズは低い位置に貼付けましょう。
第3夜
この夜も同じようにウープシーヒーローズをセットしました。この時はセンサーが正しい位置に来るよう注意し、全員を起こさないよう目覚ましの音量も大きすぎないようにしました。タブレットはオリバーのベッドの横の床に置きました。
*ヒント:ウープシーヒーローズを貼り付けるシールは何回か使えます。接着力がある間は新しいシールを使う必要はありません。無駄遣いしないように。
午前2:30にウープシーヒーローズが作動し、オリバーとパパだけが目を覚ましました。オリバーはトイレに走っていき、パパは急いでベッドの始末をしそれからオリバーの着替えを手伝いました。私とお兄ちゃんは何も知らずにぐっすり寝ていました。信じられないことにいつも熟睡する子が目覚まし音で本当に起きられたのです。
この2週間、オリバーはベッドを濡らさずおねしょの前に目を覚ましてトイレに行くのです。朝、彼のベッドが濡れていないのを見るのはなんとうれしいことか。オリバーは今お友だちの家に初めてのお泊りをするのを楽しみにしています。そして私たちは初めてのファミリーキャンプに行くことを楽しみにしています。真夜中にテントの中で濡れた寝具を取り換える心配のないことがなによりうれしいです。
ウープシーヒーローズは私たち家族の大きな助けになってくれました。私は、おねしょに悩む友だちやみんなにウープシーヒーローズを薦めたいと思っています。